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コレステロールと脂肪酸(オメガ3、6)

2022年12月23日

健康長寿を目指して

コレステロールと脂肪酸(オメガ3、6)

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コレステロールと脂肪酸

生きていく上でのエネルギー源となる「脂質」。

中性脂肪・脂肪酸・コレステロール等に分けられて、体内でエネルギー源や細胞・ホルモンなどの材料となり、余計なものは中性脂肪として体に蓄えられます。

さらにコレステロールは、善玉(HDL)コレステロールと悪玉(LDL)コレステロールに分けられます。

● 善玉(HDL)コレステロール…増えすぎたコレステロールを回収したり、血管壁にたまったコレステロールを取り除いて肝臓へ戻したりする

● 悪玉(LDL)コレステロール…増えすぎると動脈硬化を促進する

また、脂肪酸も飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分かれ、さらに不飽和脂肪酸はオメガ3、オメガ6、オメガ9に分類されます。

オメガ9は食品から摂取することもできますが、体内で合成することもできるため、今回は、食品から摂取する必要があるオメガ3とオメガ6について取り上げます。

健康と美容に良い【オメガ3脂肪酸】

私たちの体は、数十兆もの細胞でできています。
その1つ1つの細胞の材料になっているのが、オメガ3脂肪酸。
しかもオメガ3には細胞をしなやかにする働きがあるため、十分に摂っていると、全身の細胞の働きがよくなり、血液がサラサラになるのです。

嬉しい働きは他にもたくさんあります。

1. 中性脂肪や悪玉コレステロールを減らして、循環器疾患を予防する
2. 代謝の促進や脂肪燃焼を高めて、ダイエットに貢献 する
3. アレルギーの原因物質を減少させ、アレルギー性の炎症を抑える
4. 血流を改善して、肌荒れやニキビを抑える
5. 細胞の酸化を防ぎ、若々しさを得られる
6. 抗不安効果により、精神面の改善にも効果を示す
7. 脳細胞を保護し、認知症の進行を緩やかにする
8. 妊娠中の摂取により、早産児や早期早産のリスクを低下させ、胎児の脳の発達を促進する
9. 疲労回復や血中タンパク質量の増加を促進し、筋トレの効果を高める

【参考】
健達ねっと「オメガ3が健康に役立つ理由9選|豊富な食材と効率的な食べ方を紹介」
国立がん研究センター「オメガ3系脂肪酸の摂取による不安症状の軽減をメタアナリシスで確認」

そんなオメガ3脂肪酸が多く含まれる食品は、サバ・サンマ・マグロ・サーモンなどの青魚やくるみ。
さらに最近はエゴマ油、アマニ油などが健康に良いとスーパーで見かけることも多くなりました。

NHKあさイチ「オメガ3・6の多い食品リストの一覧」

脳と循環器を健やかに保つ【オメガ6】

オメガ6脂肪酸も細胞の材料として使われていますが、体の中ではオメガ3脂肪酸と反対の働きをしています。
オメガ6には、血液を固める働きがあり、ケガをしたときに血を止めるのに役立っています。

他にもこんな働きが…
1. 悪玉コレステロールを減少させる
2. 血圧を適正範囲に下げる
3. 血栓を解消し、動脈硬化を予防する
4. 認知機能を向上させる
5. アレルギー症状を緩和させる

【参考】
健達ねっと「オメガ6で脳と循環器を健やかに|オメガ3と合わせて黄金比率で摂取」

オメガ6は、牛肉・豚肉・鶏肉などの肉類や、大豆油・コーン油・ごま油などに多く含まれます。

NHKあさイチ 「オメガ3・6の多い食品リストの一覧」

オメガ3とオメガ6のバランス

ここまで読んで「オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をどんどん摂取しよう!」と思った方は、ちょっと待って!

オメガ6脂肪酸は、摂取し過ぎると善玉コレステロールも減少し、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化や高血圧を引き起こす可能性があります。
また、花粉症やうつ病なども接種のバランスが関係していると言われています。
そのため、バランス良く摂取することが大切です。

理想の摂取量は【オメガ3:オメガ6】=【1:2】ですが、現在の日本人のバランスは、なんと【1:10】。
現代の食生活でオメガ6を減らすのは難しいため、オメガ3を増やすのが良いでしょう。
2日に1食は青魚を食べることがオススメですが、魚が苦手な方はアマニ油やエゴマ油を使うのも有効です。

【参考】
NHK「健康には必須脂肪酸「オメガ3」「オメガ6」が重要!油選びのコツ」

終わりに

青魚やくるみ、アマニ油やエゴマ油を積極的に摂取することで、全身の健康や美容を保つのに役立つことが分かりましたでしょうか。

なお、常温で固まる脂(飽和脂肪酸)が多く含まれるラードやバターなどは、摂りすぎると血液中に悪玉コレステロールを滞らせ動脈硬化の原因となるため、控えるようにしましょう。

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