とくに寒い季節になると肌の乾燥が気になりませんか?
そんなときは毎日のスキンケア以外に取り入れたいのがスペシャルケアですね。
肌が乾燥した時、たっぷり化粧水をつけても肌がカサカサで固くなっているため、化粧水が浸透せず潤いを感じることができないということもあります。
こんな時、自宅で簡単にできるスペシャルケアがホットタオルを使った美容法です。
ホットタオルでお肌を温めることで毛穴が開き、化粧水やクリームの浸透力が高まります。また血行をよくし、新陳代謝を活発化させることができるということがポイントです。
毛穴を開くので、肌の奥の汚れや角質などをとる前に使用するのにも効果的なんです。
私たちの肌は22時~2時までのゴールデンタイムに活発になる新陳代謝、いわゆるターンオーバーの働きによって新しい皮膚へと生まれ変わっています。
ゴールデンタイム前までにメイク汚れや余分な皮脂をクレンジングし、保湿をして肌を整えて睡眠をとった翌朝、しっかり正しいスキンケアを行うことで、この新しい皮膚の状態が長持ちし、潤いのある肌が作れるのです。
それではホットタオルの作り方をご紹介いたします。
電子レンジを使う方法
ほどよいサイズのフェイスタオルを用意し水に浸す
タオルを絞り、耐熱皿に置き1分程度レンジで温める
※ レンジで温める時間はあくまでも目安です。タオルの厚みなどで温かさも変わるので、 触って温かさが足りない場合は再度レンジで温めるようにしましょう。
熱めのお湯を使う方法
熱めのお湯にタオルを浸し、固く絞ればホットタオルになります。
※火傷にはくれぐれもご注意くださいね!
ホットタオルを使用するタイミング
- クレンジングの前……肌の皮脂汚れなどをきちんと取りたいときなどに先にホットタオルを使うと効果的
- 洗顔後・・・・・保湿前に肌を温めることで化粧水などの浸透力がアップします。
- いつものお手入れの後・・・・・温めることで、クリームがよくなじむように。またノビが悪いクリームのノビをよくする効果も。
- 疲れが顔にでてる・・・・・血行をよくし、くすみ対策に
使用方法
- 1 洗顔が終わった後、適温のホットタオルを顔にのせる
- 2 ホットタオルが冷めてきたらタオルを外す
- 3 普段行っているスキンケア(化粧水・乳液・クリーム)+フェイスマスクをする
- 4 タオルを水に浸し、固く絞って顔に1分程度のせる
タオルは耳までかけてあげると、より血行促進効果がありますよ。
毛穴が開いて化粧水などの浸透が良くなっているので、たっぷりと化粧水をつけてあげましょう。
そしてフェイスマスクで最後の仕上げ。そうすることで肌の奥から潤うので、翌日はモチモチ肌になります。
クリームや乳液といったオイルの入ったスキンケアも肌が温まっているので、肌馴染みが良くなります。
そして最後はクレンジングの時と同じで、毛穴を締めてあげなくてはいけません。クレンジングや洗顔の時とは違い、冷水で締めるとせっかくのスキンケアが流れてしまうので、スキンケア後は冷たいタオルを顔にのせて毛穴を締めるようにしましょう。
引用 (小林ひろ美のすべてがつまった美肌図鑑から抜粋) 温めることで肌をゆるめることができ、冷たくすることでキメや毛穴をキュッと引き締めることができます。 年齢とともに働きが落ちてきた肌やスキンケアの効きが悪い肌を活性化する、トレーニングにもなります。 また、肌の巡りがよくなる着火剤にもなります。
ホットタオルの注意点
こんなにいいこと尽くめのホットタオルですが、やはり使用時には注意点があります。
まず、一番大切なのは乾燥。ホットタオルを使った後は顔が乾燥しやすくなるので、早く水分を与えてあげることが大切。
また、これはお風呂に入った後にも言えることですが、肌が温められてやわらかくなっていますから、手荒に扱うのは危険です。いつもよりもさらにやさしく触れるようにしましょう。
肌の弱い人や薄い人はタオルの温度がそれほど高くなくても、肌に赤みが出てくることも。お出かけ前などには考えて使うようにするほうが良いかもしれませんね。
肌に乗せる時間は30秒程度でOKです。タオルが冷たくなると逆効果なので、温度が下がる前にとりましょう。
熱すぎるタオルをあてることで肌に負担をかけてしまう危険も・・・スペシャルケア的に取り入れるのが一番のオススメです。
ぜひ上手に日々のケアに取り入れてくださいね。新陳代謝もよくなって、きれいな肌になるはずですよ。
リラックスタイムにどうぞ
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